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役者としての

仕事が現状ない。



生きていくための収入はどこからか調達しなくてはいけない。

どこからでもいいんだ。

親からでも、紐で得ても、パトロンを作っても、

物乞いをしても夢のためなら。どんなに恥ずかしくても法に触れること以外なら。

その数ある選択肢の中で選ぶ僕の答えはバイト。。。。

今のところ。。。

(幸い僕の実家は東京都内なので実家に住まわして
もらっているのが現状でもある。

だからその分演劇に注ぎ込む時間が増えるのでこの有難さは
感謝し尽くしても足りない)

さて、僕はオーディションや面接、撮影が決まったら

ヶ月単位でのシフトを組むことはできない

わがまま労働者である。

そうすると、週一からの仕事で、シフトが組みやすいところに限られてくる。

一番最初に目に留まったのが軽作業という仕事。

マイナビから即応募し、内容は

搬入から、解体、

足場、

軽い荷揚げ、

ネジしめなど



当日現場に行って初めてわかる。

職人さんのやる雑用といったっところか。

今まで生きてきた中でこういった職種は初めてだった。


ちなみに今まで経験してきたものでこれくらい。

水泳のインストラクター、

六本木のスペイン料理のホールスタッフ、

イタリアンレストランのホールスタッフ、

中野で豆富の引き売り、

新宿のバーテンダー、

東小金井の寿司のデリバリー、

nyの日本食のキッチン、ホールスタッフ、

カラオケ、引越し





当時から役者として活動していたから

数多くの職種を経験することはポジティブに捉えている。

いろんな世界、環境からやってきた人達がそれぞれの目的を持って、

ある一定の期間自分と一緒に働いた




仲良くなった人もいれば、顔見知りだけで終わる人、

悩みを相談された人、

彼女になった人もいれば、

熱く夢を語った人、

理不尽に脅してきた人、

見るたびに憤怒を覚える人。



様々な人たちと交わり、会話をした。

役者というものは人間描写、人間理解が根底にあるものだから、

一つの作品と向きあった時に無意識レヴェルで出会ってきた彼らを通して見るものがある。

今度の軽作業という現場は僕自身があまりこれまで触れてこなかった、

会ったことのなかった

人たちと関わることができる現場だった。


日によって作業を共にする人が違うから

お互い深く関わることはないし、できないと思う。

年齢も僕より上の人が多い。

今まであった軽作業の仲間の人のほとんどは週六日、(昼間+夜勤)自動的に

会社からくるシフトをもとに働いている。

そのうちの一人は


こういう仕事やってると電車の中が睡眠時間なんだよ、」


といって目覚ましに使う小型イヤホンを見せてくれた。

帰りの電車賃をうかすために現場から駅まで一緒に帰った人だ。

また軽作業の仕事なに汚れることがたまらなく嫌な歯が1本欠けてる人もいた。

歯に問題のある人はどうやら多いらしい。

というのも自分も前歯を三本無くしている。

小学生の時に失くした。

僕には直すだけのお金がある親がいた。

彼らがなぜ歯を失ったかまた直さないのかは知らない。

けれど想像できる。簡単に、無限に。


彼らの動き、

歩き方、

口から漏れて出る声、

洋服のシミ、

財布の柄、

メガネの傷、

彼らのこれまでの人生を想像させた

そして


彼らは僕に優しく現場のことを教えてくれた。


軽作業初日の不安を消してくれた。

缶コーヒーをおごってくれた。

1日の最後の別れの時に向けられた彼らの眼差しはどこまでも暖かかった。

そういうところから彼らの人生をそっと想像してみた。





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